E.C. was here

Detailed data of all Eric Clapton's performances in Japan

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1981 – Another Ticket Japan Tour

27-Nov-1981 Niigata Kenmin Hall, Niigata
30-Nov-1981 Koseinenkin Hall, Nagoya
01-Dec-1981 Festival Hall, Osaka
03-Dec-1981 Sun Paresu Hall, Fukuoka
04-Dec-1981 Kyoto Kaikan Daiichi Hall, Kyoto
07-Dec-1981 Budokan, Tokyo
08-Dec-1981 Bunka Taiikukan, Yokohama
09-Dec-1981 Koseinenkin Kaikan Dai Hall, Tokyo

personnel

Eric Clapton (Guitar, Vocals)
Albert Lee (Guitar, Vocals)
Dave Markee (Bass)
Henry Spinetti (Drums)
Chris Stainton (Keyboards)
Gary Brooker (Keyboards, Vocals)

79年の来日メンバーにキーボードのGary Brookerを加えた布陣でのジャパンツアーは何と新潟から始まる。この年の5月から始まったUSツアーの開始直後に体調を崩し、遂にはダウンして予定されていたステージをキャンセルしたEC。来日が危ぶまれたが、数ヶ月の療養を経て”2年ごとのお決まり”は果たされた。しかし、その実はアルコール依存から来る中毒症状が最悪を極めており、ステージに立ちたくないと思う日もあったようだ。このツアー中たった1回だった武道館公演では、マストの「Layla」をやらずにステージを降りてしまう事態にも発展。そしてこの日本公演後、翌年82年の6月まで再びの療養を余儀なくされるのである。しかし、演奏自体はとてもタイトなもので、ECのギターも冴えている。セットリスト的には79年のものをベースに、アルバム「Another Ticket」から数曲加わっただけだったが、過去4回の来日公演と決定的に違うのは、曲が終わるたびに「Thank You!」と快活に叫び、次々と曲をプレイするという、興行の本来あるべき姿が提示された事。ダラダラと無駄に長尺な演奏も無くなった。ただ、セットリスト的にはほぼ固定化されており、Albert Leeの曲が「Country Boy」か「Setting Me Up」かのどちらかに入れ替わる位の変化しかなかった。

アドセンス固定下300

公開日:
最終更新日:2016/01/11