E.C. was here

Detailed data of all Eric Clapton's performances in Japan

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2009 – Japan Tour

12-Feb-2009 Osaka Castle Hall, Osaka
13-Feb-2009 Osaka Castle Hall, Osaka
15-Feb-2009 Budokan, Tokyo
18-Feb-2009 Budokan, Tokyo
19-Feb-2009 Budokan, Tokyo
21-Feb-2009 Saitama Super Arena, Saitama
22-Feb-2009 Saitama Super Arena, Saitama
24-Feb-2009 Budokan, Tokyo
25-Feb-2009 Budokan, Tokyo
27-Feb-2009 Budokan, Tokyo
28-Feb-2009 Budokan, Tokyo

personnel

Eric Clapton (Guitar, Vocals)
Doyle Bramhall II (Guitar, Vocals)
Chris Stainton (Keyboards)
Abe Laboriel, Jr. (Drums)
Willie Weeks (Bass)
Michelle John (Backing Vocals)
Sharon White (Backing Vocals)

ECにとって初となる2月の公演となった2009年は大阪と東京、埼玉のみ。特筆すべきは埼玉でのジェフ・ベックとのジョイントステージ。過去に企画ものや飛び入りでで何度か共演はあるものの、還暦を過ぎたギター爺2枚看板によるステージは世界初。その後ロンドンとアメリカのみで開催された。2人のギターレジェンドによる全く違うスタイルのコントラストを思い切り堪能できたステージであった。初帯同のドラムのAbe Laboriel, Jr.はセッションベーシストとして名を馳せるAbraham Laborielの息子。以前にStevie WonderのトリビュートアルバムでECがカバーした「Higher Ground」でスティックを握ったバークリー出身のセッションマンで、ポール・マッカートニーのバックも長年務めている若手有望株。彼を始めDoyle Bramhall IIなど、2000年代に入りECは若手を積極的に採用するようになった。セットリスト的にはブルースがかなりの比重を占める渋めのセットリストとなった。 「Little Queen of Spades」はECの定番となりつつある聴き応えのある曲。「Motherless Child」と「Motherless Children」の両方を演奏したのは偶然か?ご愛嬌か?全体的にはどの日も一定以上のレベルを超えた出来。よく言えば、安心して聴いていられる。悪く言えば、突き抜けた燃え上がりに欠ける印象で手堅くまとめられたステージだった。25日の武道館にはTVの収録が入った。

アドセンス固定下300

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